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銀行に勤めて梅毒になった娘さんのお話

金は天下の回りもの…と言いますように、お金ってヤツは
いろんな所で、いろんな人の手に触れて巡り巡ってくる
モンです。

ま…、僕みたいに、なかなか巡って来てもらえない人も
いるようですが。。。

それは置いときまして、お金はいろんな人が触れますから、
その分、いろんなバイ菌も付いてしまいます。

一説によりますと真新しそうな紙幣でも、大腸菌、ブドウ球菌、
赤痢菌などと言った悪い菌が、1枚当たりに120万も付いていると
言います。

そんなお金を扱うお仕事をなさっているのが銀行員の方々。

日常業務として、パラパラっと紙幣を広げて見せたかと思うと
器用に指を動かして正確に枚数を数える…

見てて惚れ惚れしますねぇ。

何枚もの紙幣にウットリしますが、数えている銀行のお姉さんにも
ウットリ…

ところがです…

そんなキレイなお姉さんが、1時間ほど紙幣を数えるお仕事を
なさっていると、その手には何と、病原菌が300万以上も付いて
しまったというデータもあるほどで!

それに紙幣を数えるお仕事をなさっている方々の肝炎感染率は
他の人に比べて約6倍も高まると言いますから驚きですね。

そういうわけですから世の諸兄方におかれましては、銀行の
カウンターなどへ行って、キレイなお姉さんを見つけても、
決して握手を求めちゃいけませんヨ!

なんてバカな話のついでに…

こちらは中国の銀行員のお姉さん、歳の頃は20を1つ、2つ過ぎた
うら若き娘さんです。

日々、まじめにお仕事に励まれ、紙幣を扱う手のさばきも、今じゃ
すっかり板についてまいりました。

とにかくまじめな娘さんで、この歳まで男性と交際したことはなく、
あっちの経験も当然ございません。

ところが、ある日、どうも身体の調子がよろしくないと思い、
病院で診てもらうことに…

すると、意外や意外!

この娘さん、梅毒に感染していると診断されちゃいましたヨ!

よりによって梅毒だなんて…!

  ちょ、ちょっと待ってください先生!
  私はこれまで一度も男の人と関係を
  持ったことはありません!
  きっと間違いです。
  もう一度、ちゃんと調べていただけ
  ませんか?

驚いて、こう訴える娘さんに、医師の先生が尋ねます。

  あんた、銀行に勤めてるって言ってたね。
  紙幣を触った手を洗わずにトイレに
  行ったりしていないかい?


  えっ!?
  私、トイレの後は必ず手洗いしますが、
  入る前には洗っていません。


  ほらほら、それがいけないんだよ。
  たくさん紙幣を数えた手でトイレへ
  入って用を済ませているうちに、
  あんたの手に付いた病原菌が感染して
  いったんだよ。


  ええっ!?
  そ、そんなぁ~


  さあ、そんなに悲観することはない。
  しばらくすれば治るから。
  それより、これからはトイレに入る前にも
  必ず20秒から30秒かけて手洗いするんだよ。

その後、医師の先生の言いつけ通り、娘さんは入念に手洗いを
するようになり…

やがて恋人もでき、数年後には幸せな家庭を持つに至りました。

ある日、娘さんは以前お世話になった医師の先生に、街中で
バッタリ会いました。

  まあ、先生!
  あの節は大変お世話になりました。


  やあ、あんたか。
  ほう、こちらは旦那さんかね?
  幸せそうでよかった。


  これも先生のおかげです。
  お腹の中に子どもも授かりました。


  おお、それはおめでとう。
  それで、銀行のお仕事は続けてるの?


  いいえ、子どもが入る前に
  手を洗いました。

おあとがよろしいようで…。

(中国・浙江省の実話より一部脚色)
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タグ:銀行 梅毒
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