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野良猫マーシャ

人はそれぞれ、その日その時、いろんな事情がありまして…

もう、どうしようもない…

何とかしたいとは思うけど、どうにもならない!

そんな事情もあるんでしょうね。

例えば、お腹を痛めて産んだ子を置き去りにする母親…。

置き去りにするしか手がない…、それほどの事情があったの
かも知れません。

もちろん、やってイイことじゃありません。

でも、当の本人にしてみれば…

このように人はぞれぞれ、事情があるわけです。
まぁ…、それぞれに勝手な事情…、と言えるかも知れませんが…。

今年1月、ロシアで実際に置き去りにされた赤ちゃんを救った
野良猫の話。

ご存知の方、多いでしょう。

実は、僕、この話を今日、古い雑誌を読んで知りました。。。

1月のロシア。氷点下ですヨ!

ロシアの市街、こんな寒い時期、集合住宅の玄関通路の床に
生後2、3ヵ月の男の子が置き去りにされてたんですヨ!

これを最初に見つけたのは住人のひとり。

  なんで赤ん坊の泣き声が
  聞こえてくるんだ?

不審に思って、自室のドアを開けて、玄関へ近づいて行くほど
泣き声がハッキリ聞こえてきます!

もう間違いない!

赤ん坊がいる!

見れば確かに、男の子が床の上で泣いているんです!

住人を驚かせたのは、これだけじゃありません。

何と!

一匹の野良猫…、この野良猫は、ここの集合住宅の住人らには
顔見知りだったそうです。

玄関ホールを住家としており、住人からエサをもらって
暮らしている、グリーンの瞳をもつ毛足の長いシマ猫です。

みんなから、マーシャと呼ばれている、とても頭のいい
猫だそうです。

そのマーシャが、床の上で泣いている赤ん坊に寄り添い、
温め続けていました。

泣く男の子の顔をなめ、なだめているように見えたそうです。

間もなく、男の子は救急車で病院へ運ばれ、保護されることに
なりました。

幸い、健康状態に問題はなかったそうです。

集合住宅の住人たちが、あとで語ったことによりますと…

  マーシャが寄り添って温めていなければ
  赤ちゃんは助からなかった!


  あの男の子を救急車に乗せると、
  マーシャは不安そうに鳴いて、
  しばらく後を追っていったんだ!

人には、それはもう、どうしようもない事情があるかも
知れませんが…。

そんなことに構わず救いの手をさしのべた野良猫のマーシャ。

猫の手を借りた…ってわけで…。

しかし、まぁ「猫に小判」と言いますように、猫はモノの価値は
わかりませんが、命の価値はちゃんとわかっているようで。。。
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