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働かないと不安…?

高校3年のちょうど今頃の時期、僕の周囲は進学する者より
就職する者の方が多かったです。

その就職先は土木建設、機械組立が多く、ほかには自動車や
電気機器の下請工場へ勤める者も少なくありませんでした。

進学したのは、たぶん1~2割程度じゃなかったかと思います。

浪人する者も若干名いたと思います。

みんな、今頃どうしているか知りませんが、僕らが若かった頃、
学生でもなく就職しているわけでもなく、また就業のために何か
活動しているというのでもない、いわゆるニートという言葉は
使われていなくて、プータローと言ってました。

そんなプータローは、僕の周囲にはいなかったと思います。

ま…、あれから20年近く経っているので、中にはニートに
なっている者もいるかも知れませんが…。

ニートってのは青年層(15~29歳)に多いそうですが、
経済協力開発機構(OECD)の加盟国34カ国の平均的な青年層
ニート率は15.8%だそうです。

つまり、6人に1人の青年層がニート…。

ちなみに最近の日本では、9.9%で10人に1人の割合です。

お隣の韓国は結構高くて19.2% 5人に1人の青年がニートと
言うことになります。

日本の倍ってワケです。

これらの数字は国際労働機構によるもので、昨年度の世界青年
雇用動向報告書の中で発表されています。

この報告書には、2009年以降は減少していた青年失業率が再び
増加に転じており、世界的な景気回復が鈍いようであれば青年
失業率は深刻な状態になると指摘しています。

場合によっては、青年失業率は高まり続けることも考えられる
そうで、青年ニートは世界的に増えていくかも知れないとの
ことです。


僕は現在まで転職、失業経験もなく、楽しいとは思いませんが
今の仕事を続けることが出来ています。

続けることが出来ている…、って言うか、ほかにやることが
思いつかないので、それでやっている…、そんな感じです。

出来ることなら働かずに食っていければ、こんな楽なことは
ないと思う時もあるんですが、ま…、一応、デキの悪い妻子
ですが、食わせて行かなくてはなりませんし…。

ですから、ニート…、つまり何の仕事もせず、毎日を過ごす
ということを想像すると、僕なんかは楽だと思うより
不安になるだろうと思います。

何もしないから当然、収入がない。

そんな状況を思うだけで、背筋がゾッとします。

一方では、自分の納得がいく仕事が見つかるまで何もせず、
じっくり構えて生きていくと言う人もいて、そんな人が
ニートという生き方を選択するんでしょうね。

仕事に就きたいのに見つからないからニートしてるという
人もいらっしゃいますが、おそらく青年層でしたら前者の
方が多いんじゃないかと思います。

働かないことに対する不安…

これは青年層には感じにくい事象なのかも知れないですね。
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