________________________________________________________________________

ちょっと温かいおにぎり

町内の子供会だか何かのイベントで、近場の山に登るそうで、
今朝、ウチの悪妻と娘が弁当を作って出掛けました。

  おにぎり2つ、お皿に乗せてあるから、
  おみそ汁温めて一緒に食べて。

慌ただしく、そう言い残して出掛けていきました。

僕は言われた通り、みそ汁の鍋に火をかけ、それが熱くなったのを
確かめ、お椀に注ぎ入れて、テーブルにつき、皿の上のおにぎりを
眺めました。
onigiri1310.jpg

至ってシンプルな風貌のおにぎり…、

白いごはんを大きめの焼のりで包んだ、誰もがイメージする
おにぎりらしいおにぎり…。

ひとつ、手に取ってみると、まだ温かかったです。

にぎって間もないおにぎりは、炊き上がったごはんの温かさを
残していました。

パクリと大きく一口食べました。

中身は梅干のようです。

ちょっと温かいおにぎりは、あまり食べることがないせいか、
ちょっと新鮮な感動がありました。

おにぎりと言うのは、アツアツを食べるってコトはまず
ありませんよね。

一般的に、おにぎりはお弁当として食べられることが多く、
そうなりますと、ウチで作ったものを持ち歩き、お昼に食べる
わけですから、当然、冷めてしまっています。

ウチで作らずに、コンビニで買って食べたとしても、それは
冷めています。

おにぎりは、冷めている状態のものを食べる…、これが一般的
だと思います。

でも、こうして作って間もないおにぎりは、ちょっと温かくて、
これが何とも言えない嬉しさを呼び起こすんです。

茶碗に盛り付けた温かいごはんを食べていても、新鮮な感動とか、
嬉しいと思うことは、それほどないんじゃないですか?

もうそれが当たり前のようになっていて、逆に茶碗のごはんが
冷めていると寂しいですね。

冷や飯って言いますが、やっぱり、ごはんは温かい方がイイです。

これが、おにぎりになると、冷めている方が当たり前で、
温かいと意外な驚きがあり、これが感動、嬉しさにつながって
いくような気がします。

何だか、贅沢な物を食べているような気持にさえなってきます。

ズルッ…と、ここでみそ汁を一口吸って、

  っつーか、弁当で作ったおかずも
  置いとけヨ!
  ったく、気が利かねえっつーか、
  抜けてるっつーか…

ちょっと温かいおにぎりの感動から醒めて、僕は冷蔵庫に入っている
漬物を取り出しました。
にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ
にほんブログ村

お腹イタくならない!するっと爽快茶





nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました