爆食！巨大オムライス

今日は敬老の日、僕も休みです☆

毎日がお休みと言ってもいい、ウチの悪妻は、10時少し前に
なって、ようやく起き出し、悪びれた様子もなく、歯を磨いて
いるところへ、反抗期の娘も起きてきて、

　　×××に行きたい！

と、近くの喫茶店の名前をあげました。

朝食の支度をする気が全くない悪妻も、

　　いいよ！
　　11時頃に行こう！

と言い、洗濯を始めました。

その喫茶店は、僕も一緒に何度か言ったことがあって、ピラフとか
スパゲティーなどを超大盛りで出す、この辺りでは評判の喫茶店
です。

普通サイズでもボリュームがあるので、若い客や子供連れの客で
賑わっています。

で…、11時20分に、僕たちは、その喫茶店に入り、悪妻と娘が
オムライスを注文したので、僕もオムライスにしようとしたら、

　　LLサイズにしたら？
　　ねえ！
　　LL、食べれるでしょ！

娘が挑発的に言うので、僕はオムライスLLを注文しました。

普通のオムライスは700円、LLが900円で、それぞれドリンク付きです。

ここは、どーせ悪妻が払うんだから…、と言うことと、朝ごはんを
食べていない空腹状態でしたから、ためらわずに注文しました。

でも…、

そのオムライスLLが運ばれて来た時は、やっぱり恥ずかしかった
です。

若いウエイトレスさんも、ひきつったような笑みを浮かべて
いますし、近くの席のお客さんも動きを止めて、オムライスLL
を凝視しています。。。

そして、悪妻と娘が、大声で笑いながら、はしゃいでいます。。。



普通サイズの4倍になるそうです…。

　　パンパンやな～

僕は、大量のチキンライスに覆いかぶさっている玉子の様子を見て、
そんな印象を受けました。

　　って言うか、オイ！
　　垂れとるやろ！
　　ケチャップが！
　　ポタポタ、テーブルに
　　垂れとるやないかっ！

もう少し大きな皿に盛りつければイイのに、皿からオムライスが
はみ出しているから、ケチャップが早くも垂れ落ちていました。

もう猶予はありません！

僕はスプーンを取って、それでもゆっくり、チキンライスを
こぼさないように気をつけながら、巨大なオムライスの左上に
差し入れ、さらにゆっくりとスプーンを動かし、大きく一口分
すくい上げて、口に運びました。

味は普通です。

極めて普通の味、普通においしいオムライス。。。

しかし、こうして食べている間にも、容赦なく中央部のケチャップは
垂れ落ちてます。

これは、もう、どーしよもねー…、と思い、無視して食べ進みました。

実は、僕は強烈なケチャップの酸味があまり好きではなく、ケチャップ
だけをスプーンですくい取って食べることは避けたいのです。。。

とにかく無心で食べ続け、左半分をほぼ食べ終え、ここら辺で
皿の上にも余裕が出来てきたので、皿の上に溜まっているケチャップ
を、なるべく均等にチキンライスに混ぜるため、スプーンで
練り込むようにして、ケチャップとチキンライスを合わせていきま
した。

この時点では、表面の玉子がほぼ無くなってしまっており、
ボロ布のような情けない感じで、ペロン！とチキンライスの上に
乗っかっています。

その残り少ない玉子を、なるべく最後まで残しておこうと思い、
再び、無心にチキンライスを食べ進めていきました。

スプーンですくっては口に運び、またすくっては運び…、

食事しているって言うか、作業しているって感じです。。。

残すところ、あと3、4口分…、パンパンだったオムライスも
わずかになりました。

一方で、僕の腹がパンパンになってきました。。。

息を整えて、一気に食べ切り、紙ナプキンで口を拭い、テーブル上の
ケチャップも軽く拭き取り、水を一口、二口飲んでいると…、

先ほどの若いウエイトレスさんが、また、ひきつったような笑みを
浮かべ、アイスコーヒーを持って来てくれました。

　　ハイ☆
　　お疲れさまでした～♪

そう言って、テーブルにアイスコーヒーを置いてくれたので、
やっぱり、食事じゃなくて、作業したんだ…、と僕は思って
しまいました…。

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タグ：オムライス チキンライス ケチャップ