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メープルシロップ 儲けるのは誰だ!?

メープルシロップで、ひと儲けを企む闇組織…、

これは去年8月にカナダで実際に起こった事件なのだそうです。

カナダ・ケベック州と言えば、世界のメープルシロップ生産量の
80%ほどを占める一大産地です。

そこで、倉庫に保管されていたメープルシロップ、約4500トンが
盗まれたのです!

金額にすると、3000万ドル相当!

日本円にして約23億5000万円!

その倉庫は、定期的に警備員が巡回し、普段は鍵が掛けられていて
周囲に柵が張り巡らされていた…、にも拘らず、現場からは空の
シロップの容器がゴロゴロ散らばっていたそうです。。。

闇市場で販売することを目的とした犯人グループの仕業と思われ、
大胆にも、彼らは、その場で約4500トンものシロップを別容器に
移しかえた上で逃走したと見られています。


ケベック産の豊富なメープルシロップ在庫は、不作時に市場へ
在庫を供給する役割も果たしており、世界のメープルシロップ市場の
戦略的備蓄庫でもあるそうです。

実際に、去年は不作だった米国の生産減少分も、ケベック産が
埋め合わせる手はずになっていました。

しかし、このように大量のシロップが盗まれてしまっては…。

世界市場に影響を及ぼすのは必至と言われています。

また、闇組織は、こうしたことを計算して大胆な盗みを犯したわけで、
メープルシロップ相場を吊り上げ、そこを狙って、盗んだシロップを
売りさばいて儲けようと言う計画!


・・・・・・・・・・うまいコトやるなぁ~。。。

昔の時代劇で言う、悪徳米問屋の越後屋、伊勢屋…、米の相場が
上がるまで米蔵を閉ざし、高騰したら蔵から米を、すこしでも
高値で買ってくれるところへ回し、大儲け!

いやいや、でも…!

時代劇どころか、こうして最近、穀物の高騰が叫ばれる中、
今回のメープルシロップ事件は、ほんの一例にすぎないのかも
知れませんよ!

小麦、大豆、とうもろこし…、去年から高騰しており、おかげで
様々な食料品は値が上がってしまいました。

僕ら消費者が泣いている一方、相場を吊り上げ、儲けを出して
ニンマリ笑っているヤツらが、もう既に何人もいるかも…。
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