管理職はつらいョ

世に言う管理職とは、実に大変な立場なのだそうで。。。

景気低迷が続き、職場の労働環境や雇用形態が激変した昨今、
そのストレスが管理職を直撃しているみたいです。

日本の場合、管理職は、一般の労働者に比べて労働時間が
長い傾向があり、これは世界的に見ると稀な国なのだそうです。

こうして、上へも下へも気を遣い、長時間、会社に拘束される
日々が重なり、膨大なストレスが溜まってしまう。。。

このストレスを解消しようと、過食、アルコール多飲などに陥り、
さらに運動不足が影響して肥満、あるいは肥満気味に。。。

医学的に言うと、疲労やストレスの蓄積により、致命的な疾患を
引き起こす目安は月間残業時間が50時間ほどだそうです。

ざっくり計算すれば、1日に2時間15分ほど、悶々と残業を
続けていると重大な疾患に掛かりやすくなるってコトです。


実際、ストレス漬けになっている管理職の人たちの死亡率は
この数年、急激に増えているとか…。

1980年～2005年の人口動態統計を参照し、30～59歳の男性の
死亡率を管理職、専門職、その他事務職に分けて比較した
結果、95年から管理職、専門職の死亡率が急上昇！

2000年を境に専門職は下降気味ですが、管理職は依然として
上昇しているとのことです。

その管理職の死亡率を押し上げているのが自殺。。。

同時に、心血管疾患、脳卒中、がんの3大疾病と交通事故などの
事故死も上昇。。。


大企業への入社を果たし、出世してエリートコースを夢見て、
バリバリ働き、ついに念願叶って管理職に！！

確かに、社会的地位、社内的権力、収入などは上がりますが、
それと一緒に死亡率も上がるという条件付きなんです。。。


う～ん…。

こういう話を聞かされると、いよいよ幸せって何だろうなぁ…、
そんなことを考えさせられます。

でも、答えはいつになっても見つかりませんけど…。

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タグ：ストレス 管理職